近年、AI技術の発展により、知りたいことや分からないことを瞬時に調べられる時代になりました。これまでは、学力や知能を表す「IQ」、人との関わりや感情をコントロールする力を表す「EQ」が大切だと言われてきました。もちろん、それらは今でも子どもたちが成長していく上で欠かせない大切な力です。しかし、AIがさまざまな答えを導き出してくれる時代だからこそ、今注目されているのが「CQ」という力です。
CQとは「Curiosity Quotient(キュリオシティ・クオシェント)」の略で、日本語では「好奇心指数」とも呼ばれています。「なんでだろう?」「どうしてこうなるの?」「やってみたい!」そんな子どもたちの素直な興味や疑問こそが、学びの出発点です。子どもたちは毎日の生活の中で、たくさんの「なんで?」を見つけています。虫を見つけて不思議に思ったり、友だちとの遊びの中で新しいルールを考えたり、初めての体験にワクワクしたり。その小さな疑問や興味の積み重ねが、自ら考える力や探究心、そして学び続ける力へとつながっていきます。一方で、忙しい毎日の中では、つい答えを教えることが先になってしまうこともあります。しかし、これからの時代に本当に必要なのは、答えを覚える力だけではなく、「なぜ?」「もっと知りたい!」と問いを持ち続ける力なのかもしれません。学童では、遊びやさまざまな体験活動を通して子どもたちの好奇心を大切に育んでいきたいと考えています。友だちとの関わりの中で生まれる発見、初めてのことに挑戦するドキドキ、そしてという達成感。その一つひとつが、子どもたちのCQを育てる大切な経験です。
今年のサマースクールでは、遠足や体験活動、クッキングや探究プログラムなど、子どもたちの「やってみたい!」を引き出す企画をたくさん用意しています。楽しい思い出をつくるだけでなく、新しい発見や挑戦を通して、自ら学ぶ力を育む機会になればと願っています。夏が、子どもたち一人ひとりにとって「楽しかった」だけでなく、「もっと知りたい」「また挑戦したい」と感じられる実りある時間となるよう、職員一同、子どもたちの「なんで?」と「やってみたい!」を大切に見守ってまいります。
フロンティアキッズ グローバルアフタースクール
リーダー 蛯原