園生活とつながるおうちのくらしづくり

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園生活とつながるおうちのくらしづくり

 保育園ではスキンシップができる触れ合い遊びをしたり、子どもたちが心地よく過ごせるよう適宜汗を拭きとり清潔感を保ちながら、全身を使って活動ができるよう環境を整えながら毎日の保育を行なっております。微笑み合いながら生活を送ることで言葉にならなくとも幸せを実感し活動することができています。

 

 気温が上がり夜も寝苦しい日が続きますが、水分を多めに摂取したり、エアコンを上手に活用することで睡眠の質も向上させることができます。特に「早寝早起き」は赤ちゃんがすくすく育つためにも欠かせないものです。一度習慣になればご家庭での育児も楽になります。月齢が高くなるにつれて、昼間に起きている時間が長くなり夜にまとめて眠るようになるので、明るい時に起き、暗くなったら眠るというリズムをつけるのは人生最初の学びです。子どもが大きくなってから生活リズムを改善するのは難しくなりますから、赤ちゃんの将来のためにも、今後の育児を少しラクにするためにも今この時が大切です。骨を伸ばしたり、筋肉を増やしたりするなどの働きを持つ成長ホルモンが分泌されるのは昼夜のリズムができ始める生後3〜4ヶ月ごろから。特に夜10時〜深夜2時の熟睡中は多量に分泌されるため「寝る子は育つ」はまさに真理をついた言葉です。健やかな成長には充分で良質な睡眠が必要不可欠です。反対にしっかり眠らないと成長が阻害される可能性も。乳幼児期に9時間半に満たない短時間睡眠が続くと体力の低下、注意力や集中力の不足、イライラ状態が続きじっとしていられずにキレやすい子の兆候が見られると言われています。赤ちゃん時代に眠りのリズムを整えることが保護者の大切な役割と言えます。

 

 次は「褒める・叱る」についてです。善悪の区別がつかない赤ちゃんを叱るのは大人にとって判断基準が難しい時が多いです。「赤ちゃんに言ってもわからないのでは?」と思う方もいるかもしれませんが、0歳の赤ちゃんにも自ら「学ぼう」という意思があります。生後9ヶ月頃になると何かに手を伸ばそうとした瞬間にチラッとママの顔を見たりします。にっこりしていれば手に取り怖い顔なら手を引っ込める。ママの表情を読み取って「これはやっていい」「これはダメみたい」というルールを学習しているのです。赤ちゃん時代の「しつけ」は繰り返していくことに意味があります。しつけの効果までは期待しないこと。子どもに親の価値観を穏やかに伝えつつつその子に合わせた叱り方、褒め方を探して行けたらいいですね。褒めるポイントを述べるならば、「嬉しい、楽しい」と言ったポジティブな感情を共有すること。「うんち出たね」「よく食べたね」「楽しいね」、日々の小さな事で良く自分の存在や行動をママが喜んでいる、と赤ちゃんが感じられればそれが「褒められた」ということになります。

 

 一方で、叱るとは?叱ることは社会のルールを教える上で欠かせないしつけの方法です。危ないことをした時、物を奪ったり、人を傷つけるようなことをした時には毅然とした態度で叱らなければなりません。でも叱ることの土台に親子が愛情でしっかりと結ばれていることが大事。もし「叱りすぎ?」と思うなら「これって叱る以外の方法はないのかな」と考えてみましょう。環境を変える整える。やり方を教える。しばらく待ってあげる。自由にさせてあげる。睡眠時間や遊ぶ時間を増やしてあげる。多くの場合、叱る以上に効果があるものです。叱ってばかりいては、ママも赤ちゃんも辛くなってします。メリハリをつけて本当にいけないことだけを叱るようにしましょう。

 

 皆様の子育てに役立てていただけたなら幸いです。

 

フロンティアキッズ夏目坂分園
稲富 淳