今日は、マーガレットさん(1歳児クラス)とコスモスさん(2歳児クラス)のモンテッソーリ活動=お仕事の様子をご紹介いたします。
0~3歳くらいまでは、主に日常生活のお仕事が中心です。
最初の目標は、「洗練された指先に至る為の練習」です。
また、指先と同時に、この先いろいろなことを学んでいく基本的な心を養います。
※親指、人差し指、中指の3本指は、第2の脳と言われています。
3学期にもなりますと、もうみんないつでも進級できるくらい大きく成長し、しっかり自立してきました。
今まで、指先を使うお仕事をたくさんしてきたので、集中力も養われ、指先もどんどん器用になってきました。
真剣に、夢中になって取り組んでいる様子をどうぞご覧ください。
棒に通すお仕事です。
ひとつ穴、ふたつ穴、みっつ穴、よっつ穴があるので、数と形を考えて通さないと全部きれいにはまりません。数的要素もある教材です。
ねじまわし
ねじをひねるという作業は、親指、人差し指、中指をしっかり使うのと同時に、手首や腕の器用さも重要ですね。様々な生活のところでこの作業が必要となります。
穀物のあけうつし
こぼれないように丁寧に入れています。
穀物が流れ落ちる音も楽しんでいますね。
ねじまわし
これは、大きなねじなので、手のひら全体を使い、手首、腕もしっかりつかわないといけません。
ひも通し
ひも通しの最終段階は、縫う、編むというお仕事です。
数・言語のお仕事です。
3歳くらいになると、文字や数にとても興味を持ち始めます。
文字・数は最初はシンボルとして認識されますが、だんだんと言葉や数量に一致されていきます。
のりはり
さまざまな図形の型を台紙の同じ図形のところにのりで貼ります。
正確性・集中力が養われます。幾何図形等、数の要素も含まれています。
砂文字板
言語活動のお仕事です。
今、まさに言語の敏感期真っただ中です!!
はさみ切り
集中できる環境を作ってあげれば、鋏も上手に器用に使うことができます。
環境が整っていれば、危なくありません。
トングを使ってあけうつしです。
小さい木製の立方体を一生懸命トングではさんで移し替えています。
繰り返し繰り返し行います。
この繰り返しがとても大切です。
コイン入れ
入れる
落とす~落ちる音を楽しみます。
そして、出す。
これも繰り返し繰り返しひたすら満足するまで行います。
大好きな活動です。
繰り返す=「集中する」「夢中になる」ということですね。
バックルの付け外し
バックルを付けるのは割かし簡単に出来るようになりますが、
外すのはけっこう難しいです。
最初は、付けるということを何度も繰り返したいので、
外すという作業は、傍でやり方を見せながらやってあげるとよいでしょう。
「さす」作業です。
ペグさし
目標とする一点めがけてそこに命中させてペグをさす
これも大好きなお仕事です。
指先の機能の発達と集中力が養われます。
パズル
簡単そうで意外に難しいパズルにチェレンジしています。
パズルは、空間認識能力が高められるので、数の要素が満載ですね!
お部屋全体を見ると、ごちゃごちゃしているように見えますが、
みんなそれぞれが好きなお仕事を自由に、満足するまで行っています。
夢中になっている姿は、とても可愛いですね♡