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「ありがとう」勤労感謝の日・サンクスギビングデー

11月には日本の祝日になっている「勤労感謝の日」とアメリカやカナダなどで感謝祭として祝日となる「Thanksgiving  Day」の行事を合わせて、「ありがとう」の気持ちを育むお話の会としました。普段から接しているご家族の方や散歩の時などに見守っていただいている近隣の方々への感謝の気持ちを持ってカード作りをしました。本物の丸々のローストチキンを身近で見たり嗅いだりしながら、命の尊さを知ると共に自分たちの成長のための食事になってくれるお肉や野菜、果物などの食材への感謝の気持ちを「ありがとう」という言葉で表しました。

夏目坂園に関係のある国の「ありがとう」を壁に貼ってみんなで言ってみました。

Wikipediaによれば「めったにない」「めずらしい」を意味する「有り難し」と

いう言葉が語源である。また仏教語であったとも言われ、『法句経』にある

生命の驚きと感動を伝える言葉が、時代と共に感謝を表す言葉となった

とも言われている。と 載っています。

「有り難し」はその言葉から見てわかるように、「有る」ことが「難しい」という

ことで、「めったになく貴重である」といった意味になります。

普通ならありえないような貴重な行為をしてくれた相手に対して、こんな「有り難い」ことをしてくれて感謝しています、という気持ちを表すのが「ありがとう」の始まりだったようです。では、世界の言語ではどうでしょうか。世界の感謝の言葉にも素敵な意味がありました。フランス語では、「ありがとう」を表す言葉は「merci(メルシー)」です。この「merci」とは、元々は神様がくれる「慈悲」のことです。キリスト教の世界観では、神様がかけてくださる情けがこの世で最も「ありがたい」ことだと感じられ、それが感謝を表す言葉になったそうです。英語の「thank you」の「thank」は「think(考える)」と同じ語源の言葉でここに込められた意味は「思い」です。つまり相手のしてくれたことの意味を考え、相手を思いやることこそが「感謝」なのだという考え方のようです。数か国だけしか載せられませんでしたが「ありがとう」の意味の深さを感じます。

感通寺さん…広い敷地で走ったりシャボン玉をしたり、たくさん遊ばせて頂いています。

かわいいワンちゃんも子どもたちは大好きです。

アゲハの幼虫も頂き、成虫に育ったアゲハ蝶を境内から空に飛ばしました。

                                  宝祥寺さん…紫陽花もとってもきれいに咲き、その中で遊ばせて頂いています。

入口から安心して参道をヨチヨチとたくさん歩くことだできます。

小林酒店さん…公園に行く時にいつも見守って下さる地域の強い味方です。

散歩コースのお店屋さんや境内で遊ばせて頂いているお寺さんにいつもの感謝を込めて、みんなで作ったありがとうのメッセージをお渡し致しました。

 

お家の方へのありがとうメッセージを作ってお迎え時に言葉と共に渡しました。

ありがとうの気持ちで「パパやママにあげようね」と伝えながら、クラスごとに自分でできる工夫をして、一生懸命作りました。

本日のメインメニューのチキンを調理師に切り分けてもらい、食に対する感謝も共に感じながらお話を聞きました。大きなチキンを見ると、ビックリする子や興味を持つ子、怖がる子など様々でしたが、良き経験ができました。

 

          

普段から「ありがとう」が、当たり前に発せられると互いに気持ちがよいですね。子どもたちも一語文が言えるようになったお子さんも「あんがと」と発っしたり、日本の文化である「お辞儀」でありがとうを表現してくれます。「ありがとう」に溢れる社会になっていきたいですね。相手に対してもそして自分に対してもありがとうを言って、新しい年を迎えていきたいです。

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