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International Awareness week – England

国際理解週間で取り上げた英国・イングランドの内容をご紹介いたします。

 

今年度は日本と英国・イングランドについて似ているところ違うところを比較しながら見てみました。

まず、地理について日本とイギリスは同じ島国であり、大陸から少しだけ離れたところにある様子を見ました。それぞれ、「British Isles ブリティッシュアイルズ」「日本列島」という名前がついていることを確認しました。

日本をヨーロッパに置いて比較してみるとこのような形になります。領土はイギリスよりも日本の方が大きく、縦に長いです。

また、人口も日本の方が2倍以上多くなります。

次に両国とも王室や皇室というものを持ちます。これはMonarch (君主)と言う意味で共通しています。ご年齢はチャールズ国王が75歳、天皇陛下が64歳(2024年3月現在)です。

交通については、道路の左側通行をする数少ない国として共通しています。

日本はイギリスに統治されていない国で左側通行が行われている、かなり稀なケースです。

一説によると、日本の左側通行は武士の国であることから刀を左に差している武士通しが右側通行をすると刀がぶつかり合うなど不都合があり、左側通行が習慣付いていたと言われているそうです。英国も騎士の世界で似たような都合があったと言われています。(諸説あり)

次に日の出日の入り(日照時間)についてです。

イギリスは緯度が高く日本とは日照時間が大きく異なります。

夏場はイングランド(英国南部)は22:00ごろまで、日が沈みません。子どもたちは寝る時間になっても、うまく眠れないようです。

逆に冬場は日照時間が短くなります。イングランドでは15:30ごろに日暮れとなります。

次にクリスマスの過ごし方です。(12月に発表しました)

まず、子どもたちにとってのクリスマスの主役、サンタクロースです。英国ではサンタと呼ばれることは稀です。Father Christmas (ファーザークリスマス)(クリスマスの神父のような意味)と呼ばれます。ちなみにサンタクロースはオランダ語の聖ニコラス(Sinterklaas)シンタクラースが英語に訛ったものなのだそうです。

代表的なイギリスのクリスマスの過ごし方は、親戚や家族で集い、朝はツリーの前に置かれたプレゼントを開けて過ごし、お昼にはクリスマスディナーをいただきます。ディナーには「その日のメインの食事」と言う意味合いがあり、お昼にメインの食事がある時はそれをディナーと呼びます。英国では軽い夕食を「Teaティー」と呼びます。軽いサンドイッチなどを食べます。日本のように3食火の通った食事を食べることはあまり日常的ではないことが多いです。

夕方3時になると、外もすっかり暗くなってきて、恒例の王室のスピーチが放送されます。これを家族で見るのが、ごく一般的なイギリスの家庭の様子です。

 

クリスマスの次は大晦日がやってきます。厳かな雰囲気のクリスマスとは変わって、英国の大晦日は友達や家族とワイワイお祝いをします。特にロンドンのカウントダウンの花火は盛大な様子で、圧巻の迫力です。どちらかというと年配の方は早めに就寝し、若者は夜更かしをして、盛大に盛り上がります。お晦日の主役は若者という雰囲気です。グローバルスクールのみんなで花火の様子を映像で見ました。英国人にとっては大きな打ち上げ花火は冬の風物詩で、日本では夏の風物詩なので、この点は反対ですね。

 

 

 

以上、今年度のイングランド(英国)のプレゼンテーションでした。

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