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「女性活躍推進について」

2019年 11月
 
 紅葉の便りが聞かれる頃となりました。 これからの季節、戸外活動でも自然に沢山触れて遊びたいと思います。
 
 2016年4月1日、政府は女性活躍を実現するために「女性活躍推進法」を定めました。最大の特徴は、「女性が仕事で活躍する」という内容を事業主に対して義務化したことです。現在、保育園に入園する最も多い理由は「親の就労」です。昨今、専業主婦の世帯よりも夫婦共働き世帯の方が多くなりました。現在、保育園にお子様を預けておられるお母様方は、日々悩んだり考えたりしながら「家庭と仕事の両立」のために様々な工夫や多大な努力をしていることと思います。また、ご主人、ご両親、ファミリーサポートなどの家庭支援員、あるいは友人などの協力が不可欠になる場合もあることでしょう。
 
 弊社は、子どもと関わる保育園や学童施設を運営していますが、そのうち、女性従業員が6~7割です。先日、「女性活躍推進している企業の社員」としてインタビューを受ける機会がありましたが、弊社は女性にとって働きやすい職場であると再認識しました。
 
 私事ですが、私の母は専業主婦でした。私も結婚して出産後は専業主婦になるだろうと考えていました。が、結婚10年後には再び保育士として働くことになり今に至っております。当園の施設長は母が教師をしていたということで、女性が働くのは当たり前と思っていたとのこと。自分が生まれた環境によって価値観は違いますが、将来、私達の子どもが大きくなった頃には、「女性が働くのは当たり前」の世の中になっていることでしょう。
 
 結婚、出産後、「ずっと働き続けている女性」「仕事を一旦辞めた後、再開している女性」「転職や求職希望、そのために勉学に励んでいる女性」「仕事をしたいけれど実現できない女性」「仕事を辞めて専業主婦の女性」など、働くことへの意識や価値観は皆違います。女性だけに特化したことではありませんが、【社会や人の為になる幸せ】と【経済的自立・精神的自立・成長心(学び続ける姿勢)】が、働くモチベーションになり、働き続けることが出来るのではないでしょうか。
 
 女性自身が、「結婚や出産を経ても働くという選択も魅力的な選択肢だ」「働くことを通じて、ステップアップしていくことは魅力的なことである」というポジティブな考え方、価値観で仕事に専念して、オフの日は、ご家族の協力を借りて、自分の時間も大切にしながら家庭に入って“笑顔のお母さん“笑顔の妻”であり続けたいですね。
 
フロンティアキッズ上町 主任保育士
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