Ⅲ. アゲハチョウの幼虫観察~好奇心・探求心を育てよう!

Ⅲ. アゲハチョウの幼虫観察~好奇心・探求心を育てよう!

カテゴリ:Frontier Global School

Ⅱ. アゲハチョウの幼虫観察~蝶になって旅立つ日を夢見て

↑からの続きです。

 

9月18日(金)

 

興味津々、とても真剣な眼差しで、

四方八方から覗き込んでいます。

このような幼虫は苦手な大人の方が多いですが、

子ども達は虫が大好きです。

探求心豊富な子どもたちにとって、

昆虫の世界は、不思議だらけの未知の世界!

だからとても興味があるのです。

科学や生物などの

「なぜ?」「どうして?」

「どうなるんだろう?」

この謎を自分の力で突き詰める「探求して考える力」を育てたいと思っております。

みかんの木を前にして、図鑑でアゲハチョウのページを開き、友達と話し合っている姿もたくさん見られました。

アゲハチョウの幼虫観察から、多くのことを学ぶことが出来たでしょう。

ぜひ、この”アゲハチョウの幼虫観察”のブログを、お家で家族団らんの時の話題にして、

お子様と一緒に謎を調べてみたり、それについて話し合ってみたり、

発見を一緒に喜び、ご家族みんなで、好奇心や探求心を膨らませて行って下さいね。

 

9月21日(月)

この日は、保育園は祝日でお休みでしたが、あおむしたちの様子を見に行ってみました。

すると、なんと!!

18日には、のこり2匹の5齢幼虫のうち1匹が、前蛹になっていました。

しかし、この前蛹くんは、選んだ場所がなんとも危険な場所なのです。

 

これは、絵画制作を乾かしておく為の移動式の棚のローラーです。

不幸中の幸いとでも言いましょうか、直接タイヤではなく、そのカバーのような部分だったので、

まだしも救われました。

前蛹になると、身体から糸を出し、落ちないようにしっかりと固定します。

今、むやみにこの前蛹に触ったり、動かしたりすると、

もうこの子は蛹にはなれず、死んでしまいます。

前蛹の中では、蝶になるための大変化がもう始まっているからです。

しっかりと身体を固定させ、蛹になる準備が整ったら、最後の脱皮が始まります。

これを「蛹化 ようか」と言います。

 

(*16日に蛹になった子の蛹化の様子を途中からですが、偶然見ることが出来ました。

その動画を1.75倍速でYouTubeにアップしておりますので、よかったらご覧下さい。

こちらです→ Chrysails:アゲハチョウの幼虫観察~Frontierkids Global school

Ⅱ. アゲハチョウの幼虫観察~蝶になって旅立つ日を夢見て

↑こちらも合わせてご覧下さい。)

 

おそらく、この数時間後、もしくは次の日には、順調にいけば蛹になるでしょう。

 

もう1匹のあおむしは、まだ柚子の木にいました。

 

9月23日(水)

 

2日前の前蛹くんは、ちゃんと蛹になっていました。

近くには、最後に脱皮した皮が落ちています。

最後の脱皮の抜け殻をお皿にのせ、みんなでルーペで観察しました。

 

そして、なんと!!

2日前は、あおむしだった子が柚子の木に蛹になっていました。

安全な場所でよかったです。

 

さて、困った子は、絵画制作用の棚のローラー部分に蛹になった子です。

このままでは、いつかきっと潰されてしまいます。

 

フィリップ先生が、蛹の移動の仕方を調べて、注意深く、慎重に、安全な場所に移動してくれました。

 

  

まず、蛹を白い紙に慎重に張り付け、段ボールで固定し、そのまま壁に貼り付けました。

蛹の糸はとても強力だそうです。

特にお尻の部分はものすごく強くしっかりと糸が絡みついていて、

取り外すのがとても大変だったそうです。

 

今日の日付を記入。

蛹になったのは、この日の1~2日前だと思います。

綺麗な蝶が出てきてくれることを祈っています。

 

 

窓際の蛹は、特に変化なしです。

 

 

9月25日(金)

   

窓際の蛹は、特に変化なしです。

蛹が透明になり、中のチョウの羽が透けて見えるようになったら、もう羽化まじかです。

しかし、まだ透けていません。

この子も変化なし。

日付を今日に書き換えました。

 

 

柚子の木の蛹も変化なし。

 

柚子の木に、まだ3~4齢幼虫がいました。

上の方には、3~4齢幼虫。

下の方には、蛹がいます。

 

 

霧吹きで水をかけて刺激してみました。

すると、オレンジの角を出しました。

これは、アゲハチョウの幼虫の特徴で、

3齢幼虫以上になるとこのオレンジの角で、敵が来たら威嚇します。

臭覚と言います。

危険な目に合いそうになると、このオレンジの角から霧状の液体を噴射します。

その液体がとても臭いのです。

臭い匂いを放つ幼虫は、アゲハチョウのみです。

思いっきり仰け反って威嚇しています。

 

  

 

さて、予定では、窓際の蛹は、早くて26~27日に羽化します。

ちょうど土日にあたってしまいました。

うまく羽化してくれることを祈ります。

 

この続きは、

Ⅳ. アゲハチョウの幼虫観察~Dreams come true ! - the first half - へ…

 


ページトップへ