Ⅰ. アゲハチョウの幼虫観察~Retry リトライ

Ⅰ. アゲハチョウの幼虫観察~Retry リトライ

カテゴリ:Frontier Global School

6月にアゲハチョウの卵をみかんの木に発見し、

その後幼虫観察をしていましたが、

蛹になる直前に、いつも鳥などの餌となり、蝶の成長が達成できません。

鳥が食べているところは見たことがありませんが、まるまる太っていよいよ蛹になるかな~と思っていると、突然姿が消えるので、おそらく鳥などの天敵の餌食になっていると思います。

※ 前回の観察記録は、

こちらをどうぞご覧ください→ ①アゲハチョウの卵を発見!幼虫観察開始!!

その後、何度か、みかんの木や子ども達が埋めたオレンジの種から出てきた小さな芽にアゲハチョウは卵を産み付けてくれましたが、ことごとく失敗に終わり、なかなか蛹まで到達できません。

 

9月7日(月)

そこで、自宅のバルコニーのレモンの小さな木にたくさんアゲハチョウの卵と1~4齢幼虫がついていたので、

それを保育園に持ってきて、子ども達と一緒にアゲハチョウの幼虫観察を Retry リトライ始めました。

卵や1齢幼虫は埃と間違えるくらいとても小さいので、ルーペを持ってきて、観察していました。

 

3~4齢幼虫くらいでしょうか?

これは卵です。

卵と幼虫を数えると合わせて10匹くらいいたので、全部あおむしになったらこのレモンの木では、餌となる葉っぱが全く足りなくなってしまいます。

そこで、もともと園にあったみかんの木にお引越ししてもらおうと思い、となりに並べてテラスに置きました。

すると、ねらいどおり、自らどんどんみかんの木に移っていくあおむしがいました。

これも、自然に任せ、あおむしたちの”自由選択”です。

雨が降っていました。

これは4齢幼虫っぽいです。

もうすぐ5齢のみどりのあおむしになりそうです。

4齢幼虫までは、黒に白い斑模様をしています。

これは、鳥の糞に擬態していると言われています。

 

鳥よけのネットを張ってみました。

調べてみると、アゲハチョウの幼虫には天敵がたくさんいて、卵から蝶になる確率は、

たったの0.6%だそうです。

1匹のメスが100個くらい卵を産みます。

その中で蝶になれる卵は1~2個、またはそれ以下ということですね。

稀少な蝶はもっと確率が低いということでしょう。

天敵は鳥だけではなく、クモ、蟻、蜂、カマキリ、カメムシ、トカゲ、トンボ等…

たくさんいます。

これも自然のバランス。

蝶は年に4回ほど産卵の時期があります。

もし生まれた100個の卵すべてが蝶になったと想定して、

およそ半分50匹のメスがそれぞれまた卵を産んで…と計算していくと、

あっという間に、1兆超えてしまい、それが永遠に続くと、

そこら中、蝶だらけで、緑の葉っぱもなくなって…

想像すると恐ろしいですね。

生態系を守る為の自然の摂理ですね。

 

9月 9日(水)

 

いつの間にかに、5齢幼虫のあおむしになっている子がいくつもいました。

みんなで数を数えています。

 

5齢幼虫のあおむしになると急に食欲旺盛になり、

1枚の葉っぱをあっという間に食べきってしまいます。

5齢幼虫から4齢幼虫、たくさんいます。

この中から無事に蝶になってくれる子はいるでしょうか?

願うばかりです。

 

9月 11日(金)

いよいよレモンの木も限界に近づいてきました。

もうすぐ蛹まじかのあおむしがたくさんいますが、

これからが勝負です。

運命の分かれ道。

 

9月11日の夕方、1匹のあおむしが蛹になるところを探し始め、ネットを登り始めました。

こんな危険な場所で、前蛹になるつもりでしょうか?

ネットが何の意味もなくなりました。

前蛹になる前とその後にむやみに触ると、死んでしまうので、どちらにせよ、もう運命に任せるしかありません。

子ども達も心配そうに眺めています。

「がんばれ~!」

と応援しています。

 

子ども達の蒔いたオレンジの芽にお引越ししている子がいました。

 

レモンの葉っぱは全て食べつくされてしまいました。

1匹だけ、がむしゃらに葉っぱにしがみついています。

 

さて、

蛹になるために、旅に出た子はどうなったのでしょう?

 

 

残念ながら、14日(月)週明け、覗いてみたところ、姿が消えていました。

天敵の餌食になったと思われます。

 

仕方ないですね。

これも、運命です。

 

自然はやっぱり厳しいのです。

 

この続きは、↓

Ⅱ. アゲハチョウの幼虫観察~蝶になって旅立つ日を夢見て へ

 

 


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