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「選ばれる園」

2022年1月

 2021年も緊急事態宣言から始まり、年末にかけようやく収束が期待されたところでの新たなる変異株の出現、とコロナに始まりコロナに終わったという印象の1年でした。
フロンティアキッズの各施設においても、衛生管理や行事の取り扱いなど運用面での変更はもちろんのこと、人々の働き方が大きく変化したことにより保育所へのニーズも変わってきたと感じております。

 「令和7年で保育所の利用児童数がピークとなりその後は横ばいでの推移となる見込み」
これは厚労省が令和3年5月に公開した「保育を取り巻く状況について」という資料の一部となります。

 今までは女性の就業率の上昇により少子高齢化が進む中でも保育所の利用児童数は増加基調にありました。女性就業率は今後も上がり続ける見込みのようですが、その上昇を少子化による減少が上回るのが令和7年とのことです。そんな中政府の保育所整備は続々と進んでおり、令和3年度から令和6年度末までの4年間で14万人分の保育の受け皿を整備する計画です。需要と供給のバランスが逆転し数年後には待機児童という言葉は完全に無くなっているかもしれません。

 先日拝聴した船井総研による保育業界の展望に関するセミナーにおいても、今まで保育所を急速に整備してきた厚労省が利用児童数のピークアウトを明言した意味は大きく、供給過多の時代では地域差はあれ運営が困難になっていく園も続出する見通しとのことで、当たり前ですが今後はより「選ばれる園」になることが重要となるとのことでした。

 長らく認可外の保育園も運営してきているフロンティアキッズにおいては「選ばれる園」づくりはもとより得意とするところです。保育・教育の質の向上に常に取り組んでおり、例えば柱として掲げているモンテッソーリ教育においては、昨年度よりモンテッソーリ教育のエキスパートによるスーパーバイジングを各園の環境や状況に応じて実施し、その内容を強化しています。また、学童クラブでもモンテッソーリ教育のプログラムを実施することにより、未就学児から小学生まで一貫性を持った教育が可能となりました。今後もより良い保育・教育を模索して参る所存です。

 運営会社の株式会社フューチャーフロンティアーズにおいては本年2022年で創立20周年を迎えます。当時入園したお子様が社会に出て活躍をし始める年代に入っております。その活躍の一助になることができていたとしたら何よりでございます。


 本年もどうぞよろしくお願いいたします。

本部経営企画室 佐伯

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