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「オリンピックとコロナ」

2021年 7月

 コロナウィルスが世界中に蔓延してから一年半が経過しています。
 日常の生活習慣を大幅に変貌させ、経済状況を大幅に悪化させたコロナウィルス。無症状や軽症であっても他の人に広げる例があり、我々は皆、ソーシャルディスタンス、3密対策、マスク、消毒、換気を日々強いられ行動しているのが現状です。また、あらためて3密対策でのコロナウィルスの感染リスクが高い場所と指摘された場所を見ると

〈密閉空間〉カラオケ施設、劇場、ジム、映画館、会社の会議室
〈密集場所〉ライブハウス、ゲームセンター、図書館、室内競技のスポーツ観戦、遊園地、水族館、百貨店、電車、バスなど
〈密接空間〉レストラン、カフェ、介護施設など(クリニックフォアの記事参照)

 緊急事態宣言で営業できなくなり、経済への打撃は計り知れないものとなっており、人々の我慢も限界に近づこうとしております。こういった状況の中で保育園では感染予防に保護者の方々に最大限のご配慮、ご協力を頂き、園児が安心・安全に生活できる環境にて開園出来ております。保育士もマスク越しでのコミュニケーションを工夫し、制限された環境の中少しでも豊かな経験が出来るよう精一杯努めております。
 こういう状況下でオリンピックが開催に向けて動いています。開催に関しては賛否両論がある中、入場制限をしながら各競技が実施される予定です。オリンピックに参加する選手たちは一年延期になったこの大会にモチベーションを合わせることに大変な思いで戦っております。モチベーションが上がらず出場辞退した選手や、去年であれば出場できたであろう選手も予選落ちする等、影響は少なくないですが、水泳の池江璃花子選手の復活など、選手はベストを尽くす姿を見せてくれるでしょう。
 ここへ来て当初は遅れていた日本のワクチン接種も、徐々にスピードアップしております。園児や小学生が、生活の自粛と我慢を強いられたコロナ禍から脱却して、マスクをとって、笑顔を見られる普通の生活に早くなれることを切に願うばかりです。

本部 野部久美子

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