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ボロ市

毎年、12月15日16日と1月15日、16日の合計4日間、フロンティアキッズ上町がある通り(ボロ市通り)で、「ボロ市」という催しが開催されます。 

  「代官餅」という横断幕が見えますが、ボロ市名物のおもちです。

 

とても人気で行列ができるほど。

 

保育園の玄関前にもお店が立ち、ここでは食器を販売しています。ちなみにこちらのお店のおじさんとはすっかり顔なじみで、保育園にもいろいろと気を使ってくださっています。

今年度は”保育園の宣伝にもなるのではないか″と、幼児クラスの職員が発案し、子ども達で招き猫の絵を描き、それを園舎に下げてアピールしてみました。

 

 

   

 

「みなさんに『福』がきますように」と書いてあります。

 

 

 

   

 

本日はいつものような散歩はできないため、ちょっとだけ外に出て、玄関先でボロ市の雰囲気だけ感じてきました。きっと夕方は、お迎え後に、子ども達はあちこちのお店を見ながら帰ることでしょう。

 

ボロ市の歴史・・・・・始まりは、安土桃山時代まで遡り、当時関東地方を支配していた小田原城主北条氏政が1578年に世田谷新宿に楽市を開きました。その後、北条氏は豊臣秀吉に滅ぼされ、徳川家康が江戸に幕府を開き、世田谷城が廃止されると世田谷新宿が城下町としての存在意義を失い急速に衰えていきました。戦国時代に楽市として世田谷新宿に開かれた市はその後、「歳の市」として開かれるようになりましたが、明治20年代になってボロ布などが売られるようになり、いつしか農機具や正月用品が主だった「歳の市」となり、それがその後に実態に合わせて「ボロ市」となりました。

*楽市とは、市場税を一切免除して自由な行商販売を認められた市。

 

現在は骨董品や古着などの他、手作り品や近所の小中学校のPTAによるにお店も出店されていてとても賑やかです。

 

のぞいてみると掘り出し物も見つかるかもしれませんよ。

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